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所在地 :長野県軽井沢
敷地面積:1750.84㎡(530.3坪)
床面積 :75.51㎡(22.88坪)
建物規模:木造平屋・専用住宅
建ペイ率:14.1%
容積率 :14.8%
価格帯 :2000万円台
森の斜面に建つ平屋の戸建て住宅です。玄関を入ると、まず家の中心であるリビングに入り、リビングは天井が高く、頂点のトップライトから太陽の光と緑のざわめきが感じられる空間となっています。
リビングの周りには諸室が囲っており、外周の諸室と、更にその外の屋外へと開放的に連続しています。建物の隅には開口があり、中心のリビングまでやさしく光が差し込んできます。この住宅は、囲炉裏の空間や遊牧民の住居のように「集う」ということをテーマにした住宅です。
友人の紹介で、他社との比較のなかで当社の提案を選んで頂いたのがきっかけです。
- ・友人がたくさん集まって「ワイワイやる空間」にしてほしい。
- ・外の緑をいっぱいに感じられる開放的な窓がほしい。
- ・夫婦二人のための空間だけでよく、将来的には増築も考慮しておきたい。
- ・これらの要望と、軽井沢という寒冷地域での生活のし易さを考慮しながら全体のプランニングをしてほしい。
とにかく広い敷地なので、周囲も含めて内部空間を考えようと思いました。
予算のことも考えて四角い建物にしていますが、その四隅を切り取って窓としています。ダイニングには開放的な景色、寝室には静かな景色、浴室には目隠しとなる景色、駐車場には道路からのアプローチがあり、敷地のそれぞれの方向に相応しい機能を割り当てています。中心には高い天井のリビングがあり、そこから諸室へアクセスする形をとっています。
崖へ向かって、せり出すような開放的な空間が外に広がっています。
朝には折れ戸を全開にして、緑の息吹を感じてモーニングコーヒーを楽しむことができます。夜にはお月見もでき、バーベキューテラスや、タバコを吸うテラス代わりにも使える使い易いデッキテラスになっています。来訪者は一番先にここから見えるので、最も外と繋がりのある部分となっています。
入口は敷地内の登り坂を登り切った奥にひっそりとあります。
玄関口のあるコーナーは車スペースや機械関係など、アプローチやメンテナンスといった機能的要素を集めています。外壁は周囲の森に溶け込むような薄い黒色とし、シャープな軒の水平ラインを出す事で、落ち着いた印象の建物になるようデザインしています。朝靄の中にひっそりと溶け込む、そんなイメージの住宅です。
リビングは高天井となっており、頂上からトップライトの光が降り注ぎます。リビングの内側は外壁と同じ黒い色の壁とし、床もウッドチップを固めた素材OSB着色仕上とすることで地面のようなやさしい印象の空間を創りだしています。
車好きのご主人のため、リビングからは駐車場が全部見えるようにして、ショールーム的にインテリアに取り込んでいます。
ダイニングの外には崖に開けた開放的な景色が広がっています。リビングにもダイニング越しに外の光が入ってくるので、落ち着いた雰囲気ながらも見通しの良いリビング空間となっています。
リビング周囲の諸室は天井がむき出しの梁になっていて、ちょっとしたテラス空間のようでもあります。奥様は毎日キッチンから外の景色を楽しみながらお料理をされています。
これまで何件か軽井沢で付き合いのあった業者を含め、不動産業者の紹介などで3社から見積りをとりました。第一回見積りで比較検討し、減額事項やターゲット金額をお施主さんと打合せした後、2社に絞って最終見積りをとり、良い金額で契約する事ができました。
設計の段階で面積を最小限に抑えられるようにプランニングを工夫しています。具体的には、動線部分となる廊下をなくし、中心にあるリビングからすべての部屋へアクセスできるように設計をしました。それぞれの部屋はすべて繋がったワンルームのように仕上げましたので、空調や設備のイニシャルコストも抑える事が出来ています。
「人が集まる家にしたい」というクライアントの要望ともリンクしており、「コストを減らすために何かを削る」のではなく、やりたい事を細かく検討して、「重点を決めてコスト配分する」という方法にしました。
建物の特徴として、景色の見える方角に合わせて4隅の窓を設けているため、実際に建物の向きを決める際には現場で糸を張りながら周りの樹々の状況等をふまえて最終決定しています。構造に関しても、中心に柱がなく、東屋のようにお互いがもたれかかるような構造となっているため、仮設の支持部材を用いる等、普通には無い施工方法を取り入れています。仕上げ工事では床の微妙な色を出すために、現場で塗装業者と何度も打合せを行ない、最終的には一度すべての床を張り替えていただいて理想の色を実現しています。
結局一つ一つの段階ですべて施工業者に努力していただいています(笑)
建築家の声
アフターフォローも兼ねて時々お宅にお邪魔しています。
そのたびにインテリアや、外構の植栽がきれいに手入れされていて、竣工直後よりどんどん建物が良くなっているのがとてもうれしかったです。1年点検の際には、点検もそこそこにバーベキューパーティを開いていただき、最高のひとときを過ごさせていただきました。
建築家との家づくりを通して
ハウスメーカーには無い、個性的なデザインと機能美を望んでいたので、建築家に家づくりを依頼することに決めました。初め、数名の建築家に同じ条件でデザインを依頼して、その中で一番気に入った物を選びました。その後、実際にお話をして、こちらの望むイメージを近い形で受け取ってくれると感じたので、高田事務所に依頼しました。
この家づくりで明るさと動線という部分で一番こだわりを出し、実際に住んでみると、窓の取り方が良かったので、家が明るくなり、気に入っています。
ほんと住んでいて、住みやすく満足しています。
これから家づくりを考えている方に対して
自分たちにとっての必要、不必要をきちんと把握することが重要だと思います。また、妥協はせずに、とことん建築家と話し合う事で、必ず良い物ができると思います。
高田事務所
住所:東京都世田谷区池尻2-26-1
電話番号:03-5433-4324
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