建築家との家づくりストーリー紹介

キッチンは司令塔!

物件概要

所在地 :東京都足立区
敷地面積:93.51㎡(28.34坪)
床面積 :109.26㎡(33.11坪)
建物規模:住宅
建ペイ率:58.42%
容積率 :116.84%
価格帯 :1000万円台

プロジェクト概要

倉庫兼作業場を住宅へとリノベーションしたプロジェクトでした。

お施主さんとの出会い

知り合いの紹介で出会い家づくりプロジェクトがスタートしました。

クライアントの要望

  • 今回のプロジェクトはリノベーションだったのですが、
    そもそも倉庫兼作業場のような建物を住宅として使う事が出来るのか?がスタート地点でした。
    その上で、細かな要望というよりも、こんな生活がしたいというような、大きな要望として「全体のイメージは緊張感のある空間にして欲しいこと」と「子供が小さい時は、家族みんなの気配を感じながら生活できるようにしたい」の2点がありました。

建築家のアイデア

予算が厳しかったので、高価な材料は使えませんでしたが、光や奥行き感を取り入れる事で、シンプルだけれども空間的に豊かになるようにしました。
そして一部だけタイルを使用する事で、効果的に空間全体の質が高くなるように仕上げました。

崖へ向かって、せり出すような開放的な空間が外に広がっています。
朝には折れ戸を全開にして、緑の息吹を感じてモーニングコーヒーを楽しむことができます。夜にはお月見もでき、バーベキューテラスや、タバコを吸うテラス代わりにも使える使い易いデッキテラスになっています。来訪者は一番先にここから見えるので、最も外と繋がりのある部分となっています。

入口は敷地内の登り坂を登り切った奥にひっそりとあります。
玄関口のあるコーナーは車スペースや機械関係など、アプローチやメンテナンスといった機能的要素を集めています。外壁は周囲の森に溶け込むような薄い黒色とし、シャープな軒の水平ラインを出す事で、落ち着いた印象の建物になるようデザインしています。朝靄の中にひっそりと溶け込む、そんなイメージの住宅です。

リビングは高天井となっており、頂上からトップライトの光が降り注ぎます。リビングの内側は外壁と同じ黒い色の壁とし、床もウッドチップを固めた素材OSB着色仕上とすることで地面のようなやさしい印象の空間を創りだしています。
車好きのご主人のため、リビングからは駐車場が全部見えるようにして、ショールーム的にインテリアに取り込んでいます。

ダイニングの外には崖に開けた開放的な景色が広がっています。リビングにもダイニング越しに外の光が入ってくるので、落ち着いた雰囲気ながらも見通しの良いリビング空間となっています。
リビング周囲の諸室は天井がむき出しの梁になっていて、ちょっとしたテラス空間のようでもあります。奥様は毎日キッチンから外の景色を楽しみながらお料理をされています。

寝室の外は傾斜面が続いており、人から見られる心配のないプライベートな緑の空間が広がっています。
方位は東向きなので、朝には斜面越しに朝陽が差し込んでくる静かで気持ちの良い空間となっています。

将来計画として、子供が大きくなったら中央に仕切りを作り、2つの子供室にします。主寝室は1階の空き部屋を使います。

工務店の選定

改修の場合、設計を始める前に現状の建物の状況などを調べる必要があるので、この時点で、以前から付き合いがある工務店に決めました。

コストの工夫

お金をかける部分とかけない部分のメリハリをつけています。他にも色々とやっています。

現場の監理に関して

床がコンクリート仕上げなのですが、コンクリートの施工に失敗してしまって、私のイメージとかけ離れていたので、一度施工したコンクリートを3日がかりではがして、イメージ通りのコンクリートを再度施工し直してもらいました。
現場監督は当初難色を示しましたが、やっぱりデザインクオリティーもしっかりしたものを作りたいので妥協はせずにやりました。

設計後記

建築家の声
引き渡しの時もそうでしたが、その後も何度かお邪魔していますが、ともて喜んで生活して頂いているのが何よりだと思います。

お施主さんの声

建築家との家づくりを通して
建築家に家づくりを頼もうと思ったきっかけですが、最初は、住宅展示場やマンションのモデルルームを見に行ったりしたのですが、あまりピンときませんでした。やはり、今後自分たちが長い時間を過ごす家なので、思い通りの家で生活したいと思いました。
そこで、知人の紹介もあったのですが、素人の私たちにも分かりやすい言葉で説明してもらえたことと、最初のプレゼンテーションから図面だけではなく、模型も使って説明してもらえたので、とても分かりやすく、この方ならば信頼できると思ったの決め手となりました。
家づくりで特に意識したところは、家族の気配を感じる事ができる家にしたかったので、そこを一番こだわりました。
模型を見ていたので、ある程度のイメージは出来ていたのですが、実際に住んでみると意外な発見がありました。トップライトや窓から入ってくる光の動き方、雨の感じ等、今までは家の中で意識していなかった外の様子(自然)を身近に感じることができ、とても気に入っています。

これから家づくりを考えている方に対して
「この人なら!!」と思える建築家の人と出会うことが大切だと思います。

建築家データ

武村謙建築設計事務所
住所:東京都世田谷区代田3-1-3 パレス世田谷203
電話番号:03-3410-2468
HP:http://www4.ocn.ne.jp/~tk-archiプロフィールページへ

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