建築家との家づくりストーリー紹介

広い庭のある家

物件概要

所在地 :神奈川県足柄群真鶴町
敷地面積:210.60㎡(63.70坪)
延床面積:129.43.㎡(39.15坪)
建物規模:木造2階建・1戸建ての住宅
用途地域:第1種低層住居専用地域
価格帯 :2,700万円台

プロジェクト概要

東京から海を望む絶好の環境に移住するお施主様の夢が詰まった家です。

諸条件
■ 法的条件:まちづくり条例(屋根勾配の制限・壁面後退・外壁の色彩の制限など)
■ 敷地条件:南に海があり、海までは遮るものがない絶好のローケーションである一方、両隣に住宅があるため、
■■「海を開放的に眺め、かつ近隣を意識させない家」にすることが必要であった。

お施主さんとの出会い

設計相談という形でヒアリングからスタートしました。

クライアントの要望

  • ・海を眺めるキッチン・リビング・ダイニング・バスルーム 
  • ・ギャラリーのようなエントランス 
  • ・バーベキューが出来るテラス  
  • ・楽しくて見晴らしのいい空間

建築家のアイデア

「絶好のロケーションから海をどう眺めるか?」、これに基づき、1階と2階の大空間&大開口から海を見るのではなく、料理をしながら・・、お風呂に入りながら・・、寝室から・・、階段で次第に広がる大海原を楽しみながら・・、玄関に入った瞬間から・・、あらゆる部屋からフレームサイズとアングルの異なった海を眺める望遠鏡、を建築しよう!というコンセプトのファーストプランがカタチとなりました。

海に面する南側外観
海に面する南面のみに開放的な外観。20度の傾きを与え、1階と2階でも凹凸をつけることにより、それぞれの部屋から違った景色を望む。

内に面する北側外観
接道する北側は閉鎖的に。ガルバリウムの片流れ屋根に出窓などで動きを与えている。

玄関ドア
鉄扉に特殊塗装を施したエントランスドア。隠れ家のBARに入るようなインパクトを狙った。

玄関エントランス
エントランスドアを開けるとオブジェのような螺旋階段と背後には大開口ガラスから海と空が広がる。床材はセランガンバツ(デッキ材)を使用し、外部に繋がるデッキと一体化させている。

螺旋階段
家の中心に螺旋階段を配置し、デザイン(オブジェ)としての存在と、機能(移動手段)としての過程で次第に景色が変わっていくの「楽しさ」がある螺旋階段。

2階からの眺望
海と伊豆半島を一望する2階からの眺望。ファイバーグレーチングの「ブリッジ」で‘双眼’を結ぶ。

リビングからの夜景
リビングから夜景を望む。夏は花火大会も独り占め!

インナーテラス
2階リビングの延長である「インナーテラス」 袖壁と屋根に囲まれた空間は、近隣の視線と夏の日差しをシャットアウトしている。別名バーベキューテラス!

キッチン
料理がお上手な奥様が使うキッチン。海を見ながら料理ができます。

インテリア
「白」と「素材」の持つ色で統一したインテリア。

デッキ
10坪あるデッキは2階の‘双眼’の軒下にあたりモダンなテイストの中に日当り最高の縁側が!

コストの工夫

こだわるべき部分とそうではない部分に2分して「偏り」を持たせること。予算配分を各部分平均的な材料を使用していくのではなく、こだわりゾーンには多くの予算を投入し、そうではないゾーンはローコストで納める。2極化することにより予算の枠に縛られない空間デザインができると考えています。

工務店の選定

今回はお施主様の紹介により決定しました。

お施主さんの声

Q、なぜ建築家に家づくりを頼まれたのですか?
ハウスメーカーからは私たち夫婦の希望するプランが出てこなかったため、設計事務所にすることにしました。

Q、なぜこの建築家に依頼されたのですか?決め手とかはありましたか?
海の眺望を楽しみながら暮らしができそうなプランだったので依頼しました。

Q、家づくりでこだわったことはありますか?
1.海の眺望を生かした家
2.海を眺めながら料理をつくり、食事ができる家
3.玄関を開けたときに海の眺望で来客を迎えられ、らせん階段を昇りながら眺望の変化を楽しめる家 

Q、実際に住んでみて気に入ってるところはありますか?
希望通りの住まいを作っていただき、毎日、快適な生活をしています。真鶴の海、熱海の夜景、初島、伊豆大島等の眺めを楽しんでいます。海釣りに行き、釣ってきた魚の燻製つくりを始めることができました。

設計後記

建築家の声
まず、お施主様ご夫婦との出会いに感謝しております。
設計打合せの時に床材をナラの無垢・無塗装でどうでしょうかと提案した際、ワインとかこぼしてしまうと染みてしまいますが。といった話をしている中で、こぼしたら、「ああこれはあの時に誰々と食事していた時のだねっ」て思い出になるのもいいんじゃない?とご夫婦で話されているのを聞いて、強く心をうたれたことを思い出します。
竣工後も季節が変わる度においしいお料理を頂きながら宿泊までさせてもらっており、私も「思い出」の一部に加われるチャンスがあることを幸せに思っております。

建築家データ

ディアーキテクト設計事務所
住所:東京都文京区白山1丁目31-5-703 
電話番号:03-6801-8597 
HP:http://dearch.biz/プロフィールページへ

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